スポーツに対する価値のつけ方

タレントの武井壮が、お金を中心に若者たちの疑問にこたえる『オトナの学校』の公開収録を行い、特別講師として、「大人の育て方」についてアツく語った動画をご紹介します。

武井壮さんは、ご自身の経験から、今のスポーツ業界に身を置くことは大きなギャンブルだと言っています。

 

自分の体を思い通りに動かすことすらできないのに、練習や努力を重ねてきたこと。

 

思い通りになる体を作りながら2年半で10種競技で日本チャンピオンとなるも、20人のお客さんすら集めることができない状況。

 

そんなスポーツ界にどっぷり浸かっていたことに気付いた時のショック。

 

お金になる可能性が低いスポーツに捧げてきた人生を「ギャンブル」と言いました。

 

そして、それらの経験を元に、彼は、

 

物事の価値を

 

「人が求めている数」

 

と捉えます。

 

スポーツ選手もビジネスマンも同じですが、自分の志したことで食べていくには、自分がプレーする(働く)ことで、直接的もしくは間接的にでも、「価値=人が求めている何か(たとえばサービス)」を生み出さないとなりません。そうじゃないと、その対価であるお金・給料を得られないからです。

 

 

僕らTFCは、フツーのおじさんチームですので、さすがに、自分たちのプレーで価値を生み出すことはできませんが、チームの活動でわずかながらも価値を生み出せることは、証明できました。

 

多くのJリーガーが、シーズンオフにクラブからゼロ円提示を受けることを考えると、われわれT.FCがわずかでも価値を生み出したことは、ある意味すごいことかもしれません。

 

そうやって、金銭的な負担を少なくして、長くサッカーを楽しめる環境を作りましょう。

 

そして、子供たちに「大人は楽しいんだ」ということを背中で見せていくことができたら、T.FCは周りからも羨ましがられるような「極上の遊び場」になっていることでしょう。