フットサルやバスケットボールでは、オールコートディフェンスやハーフコートディフェンスという考え方があります。
ハーフコートディフェンスとは、文字通り、コートの半分だけを使ってディフェンスをする守備戦術です。
ハーフコートディフェンスの場合、自陣エリアに自チームの選手を全員配置するので、当然ですが、1人当たりの担当する守備範囲は小さく、体力的な負担も少なくてすみます。
サッカーが、スペースを争うスポーツだとしたら、自陣のスペースを相手に与えないようにするために「ハーフコートディフェンス」を採用すると、格上の相手に対して、面白いようにハマることがあります。
約束事はたった2つだけ。
- 守備のスタートラインは、ハーフウェイラインから。守備の時は、絶対にハーフウェイラインより前に行かない
- 奪ったら、攻撃に出ていいが、相手ボールになったら、全員すぐに、自陣にもどること
このメリットは、何よりも、守備のスタートラインをチームとして意思統一できることだと思います。
以下の動画は、黄緑色のチームが徹底してハーフコートディフェンスをやっている動画です。