オーウェンといえば、なんといっても、1998年W杯。
若干18歳の青年が、アルゼンチン戦で魅せたDFを切り裂くドリブルから突き刺したゴールが忘れられません。
センターサークル付近で受けたボールをアウトサイドでトラップすると同時にトップスピードでDFを振り切ってのゴールは、オーウェンの魅力が凝縮された素晴らしいゴールでした。
ちなみに、現在、世界を代表するストライカーへと成長したマンチェスター・シティのFWセルヒオ・アグエロは、少年時代にもっとも憧れていた選手にマイケル・オーウェンの名を挙げています。
自身と同じように、小柄な選手が大型DFを抜き去って決めたゴールがアグエロに強烈なインパクトを与えたそうです。
「子供の頃はプレミアリーグが大好きで、リヴァプールを見ていた。オーウェンのことが好きだったからね。彼は小柄だったし、子供の頃は僕も同じイメージを持っていたんだ」