いよいよ12月に入りました。サッカーの季節ですね。
12月10日からは、「FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2015」が開幕しますが、先日、アジア王者が、広州恒大（中国）に決まりました。
この広州恒大というチーム、最近よく聞きますが、実は、ある意味では本当にすごいクラブなんですよね。
もともと、数年前まで中国の2部リーグにいたクラブだったのに、大手企業に買収され、その強大な資金力で海外の一流選手を獲得するなどして、一気にアジアを代表する強豪になったチームなんです。
今年に入り、このクラブのアカデミー施設の凄さが、サッカーの指導者の中で、話題になりました。
「アジアサッカー研究所」の記事によれば、広州広大のアカデミーが持つピッチは50面以上あり、下は小学生から上は高校生まで、約2800人もの生徒を抱えているそうです。そもそも、中国は、今後10年間でサッカー産業を100兆円にするという大きな目標を掲げ、サッカーを学校教育に組み込むことを義務づけるなど、国を挙げてサッカーの強化を図っています。
出典：アジアサッカー研究所
なにせ、世界最大の国際スポーツイベントは、オリンピックではなく、サッカーのワールドカップですから、サッカーで国力を示すという考えは、海外ではごく当たり前のことなのでしょうね。
ACL準決勝では、ガンバ大阪が、広州広大に屈しましたが、日本人として、やはり負けてほしくなかったですよね。
開催国王者がどのクラブになるのか、12月5日にサンフレッチェ広島、浦和レッズ、ガンバ大阪の3チームによって争われます。
そして、ニッポンのクラブには、本大会では開催国の意地をみせてほしいです！！