セリエAを生き抜いていく上で最も重要なものは「気合い」だと言う。
そう、ガットゥーゾのプレースタイルは、まさに気合いの塊。
ボールがあるところには必ずガットゥーゾがいると言われるほど、身を粉にしてチームのためにハードワークしている姿は、本当にカッコよすぎました。
自分が技術では格段に劣っていることを理解し、自分が生き抜くために長所を前面に押し出して選手生活を送っていたことは、彼の語録からもよくわかります。
「俺が相手から10回ボールを奪うことは、1ゴール決めるのと同じか、それ以上の価値がある。ガットゥーゾにはガットゥーゾの仕事があるんだ」
だなんて、なかなか言えないことです。
そして、びっくりしたのがこの言葉。イタリアでキャプテン翼が知れ渡っていたことも知りませんでしたが……。
「GKやっているヤツは若林、それ以外はみんな翼ファン。当時イタリア中がそうだったが、俺だけは違っていたぜ。俺のお気に入りはひとりの勇敢なディフェンダー石崎だ!!」