「蹴る」という技術

20151006

ボールを蹴る。

そのたった一つの動作で、その選手のレベルがわかり、チームのレベルがわかる。

それくらい、蹴る技術はサッカーの最も大切な基礎技術の一つ。

しっかりとボールを蹴ることができない現状をみて、一流の指導者は、

「ボールが悲鳴をあげている」

と言うそうです。

 

縫い目までしっかり見て、ボールの中心を優しく蹴る。

これを幼いころから丁寧に丁寧に繰り返した者だけが、本当の意味で「蹴る」技術を身に付けるというわけです。

※ちなみに、「縫い目までよく見ろ」とは、“日本サッカーの父”と称されたデットマール・クラマー氏が初来日したときの言葉だそうです。

Jリーガーのキック、蹴った時の音が本当に美しいですよね。

糸を引くような軌道で、受け手の足元に吸い込まれていきますよね。

そんなボールを蹴れるように、もう一度、しっかりと基礎技術を見直してみたら、まだまだ上手くなれるかも!?